相手の言葉が相手の本心とは限らない

「コーヒーはもう飲まない」

ある日の夕食後、夫から言われました。

昨年末に購入した新しいマシーンで淹れるコーヒーをあんなに毎日美味しいと楽しみにしてくれていたのに。

数日間は食後のコーヒーは無し。

あーぁ、マシーンも豆も買ってしまったのに。
私だって一人で飲んでも美味しくないな。

と思っていたら、

「あれ、今日はコーヒーないの?」と。

「だって飲まないって言ったじゃない!(怒)」

と言いそうになるのを引っ込めて、

「あ、今日はコーヒー飲む?」

と聞くと、笑顔で「うん♪」と。

数日間のことを思い返すと、仕事のこと、職場のことでストレスがかかり、あまり調子が優れなかった夫。

「もしかして、コーヒー飲まないってこの前言ってたけど、コーヒーを飲みたくないくらい調子が悪かったと言いたかった?」

と聞いてみると、「そう」と。

言いたいことがあるならはっきり言えばいいじゃないと思う。

でも、そういう普通のことがすごく苦手な人がいるということを知りました。

夫もそういうタイプです。

自分が不快な状況になっていても、何が不快なのか、どのように不快なのか、自分がどうしたいのかを自分で感じるのが苦手なのです。

だから、イライラする気持ちをひとまず引っ込めて、この人の本当に言いたいことは何なのだろうと、考えます。

それって、あなた自身は疲れない?と言われそうです。

正直、少し疲れます。

でも、そうすることで自分のイライラがなくなり、相手も自分の気持ちに近づける。

また笑顔で食後のコーヒーを頂く小さな幸せがやってきます。

☆☆☆
相手の言葉を言葉通りに受け取らないほうがよいときがあります。

それはではお互いに傷ついてしまいます。

相手が本当に言いたいことを感じていきたいですね。
☆☆☆

日常生活のこんなことを時折呟いていきたいと思います。

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