大きな塊と小さな塊を使い分ける

7月の終わりからつい最近までずっと体調を崩し、やろうと思うことがあるのに着手できないような状態でもどかしい思いをしていました。

そこでこの半年、特に数ヶ月を振り返ってみると、私としては生活にいろいろ変化があったことを思い出しました。

日々の生活に埋没していると、自分のしていることの変化を忘れてしまいがちです。

春から6月初めにかけてはコーチングのトレーニングで多くの方とお会いしたり、スカイプでセッションを行ったりしました。

短期間に多くの方にお会いし、1時間のコーチング・セッションを行うというのはこれまでにはなかった経験でした。

その後、6月からは自宅でしていたアクセサリー製作の仕事の他に、地元の塾で子供に勉強を教える仕事も始めたのでした。

6月、7月と担当する授業のコマ数が徐々に増え、夏休み期間は夏期講習中で、8月は学生時代にも経験したことのないコマ数の授業を担当しました。

会社員時代は正社員としてフルタイムで働き、残業もあったわけですが、体調を崩し、病気休職をしていた身からすると今の生活というのはやはり大きな変化です。

これは、誰かと比べるのではなく、私の中での変化を考えればよいのであって、「他の人はもっと頑張っているのに」と思う必要はないのですよね。

つい「大したことをしていないのにすぐに体調を崩す自分が嫌」と思ってしまいそうになりますが、今は「私基準」で変化を捉えればよいのだ、と思えます。

しばらく「雇用される」環境からは離れていた私が、塾の仕事で一番不安なことは、体調や気持ちの不調から仕事を休み、授業に穴をあけてしまうことでした。

特に夏期講習期間は通常の時期より授業数が多い上に、同僚であり先輩でもある学生のアルバイト講師の多くが帰省などで人手不足になるため、急な欠勤はみんなに迷惑がかかる。

何より塾に通う生徒に迷惑がかかります。

8月は体調を崩しながらだったこともあり、仕事以外の予定をなるべくキャンセルし、とにかく授業に行く、これだけを考えて過ごしてきました。

でも、今振り返ってみて思うのは、「絶対休んではいけない」と自分でプレッシャーをかけすぎ、そのせいで調子を崩していたのではないかということです。

不調の原因を自ら作っていたように感じます。

確かに、授業に穴を開けるわけにはいきませんが、とにかく1日ずつ淡々と仕事をする。

それだけのことなのですよね。

毎日、疲れたら早めに休む、気分転換をする、これをしていれば大丈夫と自分に言い聞かせてあげればよいのだと思います。

私のような感じ方をしてしまう方はきっと日々を過ごすことがとても大変でとても疲れやすいと思います。

目の前にある物事を大きく捉えるということは悪いことではないと思いますが、それを巨大な塊、巨大なプレッシャーの素と捉えてしまうのです。

その塊はほぐしていくと、毎日毎日の小さなものの総計なのです。

今日はこれをする、と小さい単位に分割して「今やるべきこと」に集中し、必要以上のプレッシャーで自分の首を締めないことをこれからも心がけていきたいと思います。

一方で、少し長い期間で自分の過ごし方を振り返ることも必要だと思います。

そうすると、日々の慌ただしさに埋もれている自分の過ごし方の変化を改めて見ることができ、疲労やストレスを溜めてしまった原因に気づくことができます。

大きな塊、小さな塊を上手に使い分けて自分をコントロールしていけたらと思います。

☆あなたの笑顔をつむぐコーチング・セッション☆


心にあるとモヤモヤした気持ちを吐き出し、自分がどんなふうに過ごしていきたいのか、何を目指していきたいのかをともに探るセッションです。

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