今日は母の誕生日。
朝、こんなメールを送りました。
おはよう!
.*・゚☆Happy☆Birthday☆゚・*.
いつまでも元気でいてね。
私もあんまり心配かけないようにしないとね^_−☆
ごく普通のメールです。
そして、母からも返事が来ました。
Re:
ありがとう!!心配はかけてもらってもかまわないけど、あなたが心穏やかに楽しく過ごしてくれたらうれしいです。
こちらも普通の返事です。
なのに、返事を読んでなぜか涙が出ました。
このごく普通のメールのやり取りで私は涙が出るのか、自分の気持ちを見に行ってみようと思います。
私は結婚し、夫も自分も心の病を患うという経験する中で、夫とのコミュニケーションにずっと悩んできました。
そのことで随分母にも心配をかけてきましたが、つい最近ようやく「こんなふうに接していけばいいのかもしれない」という手ごたえを感じることができ、そのことも母に話しました。
私の涙腺を刺激したのは、母の「心配はかけてもらってもかまわないけど、あなたが心穏やかに楽しく過ごしてくれたらうれしい」の言葉だと思います。
それは、母が私のこれまでの経緯から、心穏やかに過ごせるようになることをどれだけ望んできたかを知っていて、そこに寄り添ってくれたからだと思います。
そして、お誕生日を迎えているのは母なのに、こうしていつでも子供のことを思ってくれているということにも感謝でいっぱいになりました。
正直、メールを読んで涙が出た時、どうして涙が出るのかよくわかりませんでした。
でも、少し立ち止まって、自分の感情の根源にある思いを見に行ってみると、ちゃんとわかるものなのです。
こういう視点を持つことを学べたのは「おもてなし心理学」を学んでからですが、これまでは、いろいろな感情をきっと置き去りにしたまま過ごしてきたのだなと改めて感じました。
これからは、感じたことのもっと奥にある思いを見ていくことで、セルフケアをしつつ、周りの方にも寄り添っていくということができるのだなと思えます。
今はコーチングの勉強もしていますが、セッションをする中で、こうした心の動きを感じながら進めていけるようになれたら、クライアント様により多くの気づきを得ていただくことができるようになるのだと思います。
もちろん、アクセサリー作りをする時も然りです。
特にオーダーメードの作品を製作するときにはこの視点をもってお客様に接して行きたいと思います。
とても短いメールのやり取りから、こんなにいろいろなことを感じさせてもらったのでした。
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