天使ビームを感じられる人たち

今日はひとつ印象深いことがありました。
私が仕事のある日は勤務時間のパターンの関係で、私のほうが帰宅が遅く、インターホンを押すと先に帰宅している夫が画像のような通路を通って、門扉の鍵を開けにきてくれます。

いつものように鍵を開けてもらっていると、バスケットボールを持った小学生が、ちょっと隠れるようにして、我が家の前を通り過ぎ、私がぼーっと見つめていると、

夫が「あの子は別に変な子じゃないよ。ただ、多分少し障害があると思う」と。
夫が言うにはダウン症ではないかと言っていましたが、私はよくわからず。

何で知ってるの?友達っ?と尋ねると、いかにもあっけらかんと答えてくれました。
「公園に行ったらあの子がいて、ボールをもってベンチに座っていた。
バスケットボールはボールで遊ぶのではなくて、持っていることが好きみたい。
近くに座っていたら、その子から話をしてきて、阪神が好きで、六甲おろしを歌い出したから、一緒に歌ったの。俺が上がってる時だからね😄」と。
(夫も生まれる前から阪神ファンだそうです 笑)

それは2011年の夏頃のことだと思いますが、話を聞いたのは初めて。

(その年に夫は躁鬱病の躁の症状を初めて発症していました。)

「へー、そうなんだ。じゃあお友達なんだ」と言うと、「そうだよ」と。

その頃は私は実家に帰っていて、週に一度、一泊だけは夫の様子を見に帰っていた時期。
一緒に過ごすのには、夫の調子があまりにも高く、一緒にいると私が参ってしまう。
共倒れになるよりは、と思い、会社にも申告した上で実家から通勤していました。

でも、調子が高く、本人としてはやっと元気になった!と感じている、病識のなかった時期。
その頃の夫はさみしかったのでしょう。
なんとなく行った公園でお友達になったみたいです。
夫はどうも結構子供好きらしい、というか本人も大体子供みたいな純粋なところがあるので、自然なことかも。

このことの何が印象深かったんですかね。
何か電波で交信してる?みたいな、言葉にあらわれて来ない心の交流というか、何か通じ合うものをお互い感じて、今も見かければ温かい目で見ている、というところになんだかジーンとしてしまいました。
多分、天使ビームをキャッチできる人たちなんだろうなと。
そこら辺にジーンとしているのかもしれません。
夫との話はごく短いやり取りでしたが、一番辛いなと思っていた時期に、そんないいこともあったんだな、とひょんなことから知ることができました。

特にオチもない話しですが、ジーンとしたので、綴ってみました。
まだ聞いていないことがあったんだなぁと思いました。
きっとまだありますね(笑)

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