「日本のこころ」のこと

先日、数年ぶりの友人と会っていろいろおしゃべりをしてきました。

共通の友人の近況や今やっていることなど、いろいろ。

私が話したことの一つは、家族やお客様とよりよいコミュニケーションをとることができるように「おもてなし心理学」というものを学んでいるということ。

おもてなし心理学協会として、形式的な「おもてなし」だけでなく、日本の文化として深く根付いているものを掘り下げているということを先日受けた講座の中でも聞いてきて、その話をしたところ、1冊の本を友人が勧めてくれました。

「日本のこころの教育」という本です。

「そもそも、日本人とは何か?何を大切にしてきたのか。」

著者が高校生に向けてそのようなことをわかりやすく講演した際の講演録が書籍になったものです。

「日本」という国の名前の由来、その意味するもの、他国の真似をするあまり、置き去りにされてきた古来からの日本の素晴らしいもののことについて書かれていました。

泣くような本ではないのに、読んでいて涙が出てきました。

国の名前だけでなく、「お母さん」「お父さん」という言葉の由来を知ると、そうだったのか、と思うことばかり。

国旗や君が代のことにもふれています。

近現代の歴史に限定された感情的なことではなく、古くからの成り立ちを読むと、それまであまり愛着のわかなかったそれらが、どれだけ大切なものなのかということを考えさせられます。

ご興味がありましたら、手に取ってみて下さいね。
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下の写真は10月の終わり頃那須へ小旅行に出かけたときに写したまぶしいくらいの朝日の写真です。


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